前後カメラ別体式ミラー型ドライブレコーダー mio MiVue™ ER50を取り付けてみた 【後編】 

2025.10.23

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この記事の目次

mio MiVue™ ER50取り付け後編

前編では、ドライブレコーダーの電源をヒューズから取り出すところまでを紹介した。


今回はいよいよ本体・カメラ・GPSの取り付け編。


配線ルートの工夫やきれいに仕上げるコツも交えながら解説していこう。

\ ドライブレコーダー取り付け前編はこちら /

本体を純正バックミラーに取り付ける

まずは本体に、車両ミラーと固定するための取り付けマウントを装着。
「UP」の文字が上になるようにスライドして取り付ける。

そのあと、付属のラバーバンドで純正ミラーに固定する。
このとき、取り付けマウントが純正ミラーの鏡面に当たらないよう注意しよう。

フロントカメラを貼り付ける

フロントカメラは両面テープ固定式。
貼り付け前に、取付面の脱脂を忘れずに。
両面テープの密着力を高めるには、前処理剤を使うのがおすすめだ。

脱脂ができたら、フロントガラスの上部・視界の妨げにならない位置に水平に貼り付ける。

ドライブレコーダーの取り付け前にはこれ

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GPS受信器を設置する

GPS受信器も同様に、貼り付け面を脱脂してからダッシュボード上へ。

ダッシュボード上の適切な位置に貼り付けよう。

本体とケーブルを接続する

本体に、3-in-1ケーブルと12V電源ケーブルの2本を接続する。

各種ケーブルを接続する

3-in-1ケーブル側の表記を確認。
「F-CAM」と書かれたコネクタをフロントカメラに接続する。

フロントカメラのケーブルは内張りはがしを使い、ルーフライニング内に軽く入れると見た目もスッキリ。
プロ並みの仕上がりを目指すなら、このひと手間が重要だ。

同じく3-in-1ケーブルの「R-CAM」をリアカメラケーブルに接続する。

「GPS」表記のケーブルはGPS受信器へ接続する。

配線の入れ込みやトリムの取り外しに使える

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電源ケーブルを取り回す

Aピラーを取り外し、12V電源ケーブルをヒューズ電源付近まで取り回す。
「上から下に落とすだけ」と思いがちだが、実際は純正ハーネスや固定部品が邪魔をしてうまく通らないことも多い。

そんな時に便利なのが配線ガイド。
狭い隙間でも、スムーズにコードを目的の場所まで通すことができる。

フロントカメラや3-in-1ケーブルの余った部分も、Aピラー内でまとめておくと見た目も安心感も◎。

配線の取り回しはこれ一つで

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リアカメラケーブルの取り回し

リアカメラの配線は「難しそう」と思う方も多いが、実はシンプル。

確かに、フロアカーペット下やキックパネル内を通す方法もあるが、将来ドライブレコーダーを外す時にはかなり大変。

そこでおすすめなのが、ウェザーストリップを外してルーフライニングに軽く入れるだけの方法。
これなら驚くほど簡単に、そして綺麗にリアゲートまで配線できる。
Bピラー・Cピラー部の通しにくい箇所は、こちらも配線ガイドで解決。

ケーブルをリアゲート蛇腹内に通す

難しいイメージがある車内からリアゲートまでの配線取り回し。
リアゲートと車内をつなぐ蛇腹チューブの内部を通す工程。
ここを省略してケーブルを外に回してしまうと、断線の原因になるので絶対にNG。
一見難しそうだが、これも配線ガイドを使えば簡単に通すことができる。

焦らず丁寧に作業しよう。
シリコン系のグリスを軽く塗って配線を滑らせるテクニックもある。

リアカメラケーブルを接続する

リアカメラとリアカメラケーブルを接続し、リアゲートトリム内でケーブルが隠れるように配線をまとめてトリムを戻す。

電源を接続する

最後に、取り出した電源線を本体のケーブルと結線していく。

常時電源は12V電源ケーブルの黄色線に。

イグニッション電源は12V電源ケーブルの赤色線に。

12V電源ケーブルのクワ型端子付き黒色線は、車両の金属部分に固定してボディアースする。

ドライブレコーダーの取り付け完了

接続後、エンジンをONにして本体が正しく起動するか確認。
画面が点き、前後カメラ映像が映れば取り付け完了だ。

ドライブレコーダー取り付けを終えて

Mio MiVue™ ER50は、駐車監視やGPS、2カメラ同時録画など多機能ながら、配線も比較的シンプルでDIY取り付けにも向いているモデル。

一度やってみると、思った以上にスムーズに作業できるはずだ。
「ドラレコを自分で付けてみたい」と思っていた方は、ぜひチャレンジしてみてほしい。

関連動画

\ ドライブレコーダー取り付け後半はこちら /