バイクの配線処理 メッシュスリーブの使い方

2025.10.24

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この記事の目次

配線処理で変わる、バイクの“格”。メッシュスリーブで、魅せる配線を。

目立たないけど、見られてる。

カスタムバイクをじっくり眺めてると、ふと目に入るのが配線の処理だったりする。
せっかく高価なパーツを取り付けても、ごちゃついた配線がチラ見えするだけで、全体の印象はガクッと落ちる。

「バイクは見える場所が多いから仕方ない」
そんな声も聞こえるけど、それは逆に“見せるチャンスが多い”ってこと。

仕上がりを台無しにする“無防備配線”

配線がまとまっておらず、雑然としたテールランプ裏。

配線が自由気ままに這っていて、まるで作業の途中みたいな印象。
しかもテールランプ周りの配線は、走行中の振動や巻き込みにもさらされやすい。

最悪断線してショートしてしまう恐れも。

メッシュスリーブという選択肢

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そこで登場するのが、モトレクションの「メッシュスリーブ」。

振動と摩擦に強く、−70〜125℃まで耐える。
 高い伸縮性で、配線を包み込むようにフィット。
 見た目も精悍で、まるでメーカー純正のような仕上がりに。

用意したのは「内径Φ3〜11mm」のタイプ。

ラインナップは3種類あって、配線の太さや本数で選ぶ。
今回はテール周りの配線数がそこまで多くないため、一番細めの「Φ3〜11mm」を使用。

メッシュスリーブラインナップ一覧

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配線の長さを測る

まずは保護したい配線の長さを計測。
メンテナンス性を考えてカプラー手前で止めるのがセオリー。

メッシュスリーブをカット

必要な長さに合わせて、ハサミでカット。
このとき、切断面はバラけやすいので触りすぎないこと。
不安なら、軽くテープで仮留めしておくと安心。

配線を通す

細身の配線なら、そのまま押し込んでスルッと通すだけ。
多少きつめでも、メッシュが柔軟に伸縮するから馴染みはいい。

端末処理は魅せどころ

スリーブの端がほどけないように、結束テープや収縮チューブで固定。
ここを雑にやるか、丁寧にやるかで完成度がまるで違う。

配線バンドで取り回しもスマートに

フレームやステー、その他の配線に沿わせるように固定。
このとき、動くパーツとの干渉もチェックしておくと後々トラブルがない。

仕上がった配線は、カスタムの一部になる

メッシュスリーブで処理されたテール配線。

配線が見えていても、すっきりと美しい

無骨なメカ感を残しつつも、どこか緊張感のある佇まい。
ただ“隠す”のではなく、“魅せる”ための配線処理が、ここにはある。

全部メッシュスリーブにしなくてもいい

フレームの中に隠れる部分 は ハーネステープ、熱がこもる場所 はチューブで断熱、点検頻度が高い箇所 →はスリーブを使わず開放するなど。
見える・見えないの緩急をつけることで、ただやってる配線処理から、考え抜かれた仕上がりへ。

配線は“裏方”じゃない。
むしろ、その処理ひとつで車両の完成度はグッと上がる。

カスタムって、こういう細部の積み重ね。
派手じゃなくても、見えないところに“手を入れてる感”があるバイクって、やっぱりグッとくる。

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