前後カメラ別体式ミラー型ドライブレコーダー mio MiVue™ ER50を取り付けてみた 【前編】

2025.10.22

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この記事の目次

Mio のフラッグシップモデル MiVue™ ER50

最近は「もしもの時の備え」に加えて、駐車中の監視や記録のためにドライブレコーダーを装着する人が増えてきた。


今回はその中でも注目のMio MiVue™ ER50(前後カメラ別体式・ミラー型)を実際に取り付けていく。

Mio MiVue™ ER50とは?

Mio(ミオ)は、ドライブレコーダーを中心とした車載機器で知られる台湾ブランド。
この「MiVue™ ER50」はフロント・リアの2カメラ構成で、前後とも2K高画質記録が可能なフラッグシップモデルだ。

またスマートフォンで録画データが確認可能など沢山の機能を備えている。

特徴的なのは、駐車監視機能を備えている点。
車を離れたあとも振動や衝撃を感知して自動で録画を行い、トラブル発生時の状況をしっかり残してくれる頼もしい機能だ。

駐車監視機能を使う場合と使わない場合

MiVue™ ER50には、電源の取り出し方法が2通りある。
駐車監視を使う場合は付属の「専用ハーネス」を使用。
常時電源とイグニッション電源(もしくはACC電源)をそれぞれヒューズから取り出す必要がある。
駐車監視を使わない場合はシガーソケットタイプの電源ケーブルだけでOK。

今回は駐車監視機能を活かす取り付けを行う。

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電源を取る前にヒューズの役割を理解しよう

電源を取る前に、まずは車のヒューズボックスを確認。
ヒューズカバーの裏には、どのヒューズがどの電装品を守っているかが記載されている。
この情報をもとに、常時電源とイグニッション電源を見分けていく。

ただし、どこから取っても良いわけではない。
ヒューズはもともと車の電装品を守るためのもの。
誤った場所から電源を取ると、ECU(コンピュータ)系統の誤作動などを引き起こす恐れもある。

エーモンが推奨する安全な取り出しポイントは次のとおり。
●常時電源:ハザードランプ、ルームランプ
●イグニッション電源:シガーソケット、ウォッシャー

これらは、ヒューズが切れた際にもすぐ気づける上、車の機能に大きな影響を与えにくい。
一方で、テールランプ(ストップランプ)などは気づきにくいため、あまりおすすめしない。

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使用するのは検電テスター。

電気が流れているかを確認できる便利なアイテムだ。

常時電源の取り出し

検電テスターのワニ口をボディの金属部分に挟み、ボディアースを取る。

車のACCもイグニッションもOFFにした状態にした状態で、テスターの針をヒューズ上の金属部分にあてる。


ランプが点灯(またはブザー音)すれば通電=常時電源。

電源が分かったらヒューズを抜き、ヒューズの端子を確認。
どちら側が電源側かをテスターでチェックする。

検電テスターの針部分を端子にあて、検電テスターが反応する方が電源側となる。

電源側にコードがくるようにヒューズ電源を差し込む。

これで常時電源の取り出しは完了。

イグニッション電源の取り出し

車をイグニッションONにして通電を確認する。

オフの状態では反応しないが、オンで反応するヒューズがイグニッション電源。

車のイグニッションをONにした状態にのみ反応するヒューズを探す。

電源が見つかればヒューズを抜き、ヒューズの端子を確認。
どちら側が電源側かをテスターでチェックする。

常時電源と同様に、電源側にヒューズ電源のコードがくるように差し込む。

今回のまとめ

ここまでで電源取り出しの準備が完了。
次回はいよいよ、配線の取り回しと本体の取り付けを行っていく。
配線の取り回しのコツや、リアカメラ配線の通し方なども詳しく紹介予定だ。

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\ ドライブレコーダー取り付け後編はこちら /

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